「女優、石川さゆり」の魅力。ふたつの証言。

 なかにし礼さんは、あるインタビューでこんなことを仰っていました。

「石川さゆりはいま現存の歌手の中でもめずらしいくらいヒット曲に恵まれた歌手です。でも、いい曲というのは実は歌い手に負うところが大きいんです。ヒット曲ほどそうです。この人の芝居のうまさは偶然じゃない。言葉に即して作られる歌の心情や風景を石川さゆりがこれまで正確な描写で表現し歌ってきたことに裏づけされた芝居のうまさなんです」

 実は『夫婦善哉』の演出家、星田良子さんがまさにこの「芝居のうまさ」を裏打ちしてくださるようなコメントを寄せてくださいました。ご紹介します。

「石川さんの芝居のうまさに並みの役者は負けると思います。それほど素晴らしい。感性と感情の動きの判断力のすごさ。蝶子という人物の感情を表現するにふさわしい方法論やトータルでパッケージされたときのご自身の立ち位置をわかっている。心が反応していくチカラとでもいいましょうか。並々ならぬ歌唱力に裏打ちされた演技力は日頃、歌い手として正味、五分間の勝負を繰り返しているうちに凝縮された感性のなせる業なのかもしれません。とはいえ、誰もが場数をこなすことで磨かれるのかといえば違います。凡人が磨かれて到達できるレベルではありません。これはきっと、もともと石川さんが生まれ持った感性なのでしょう。

芝居が素直で、本当にうまいなあと心底、感心しています。座長芝居と聞かされて最初は私も脅かされていたんですが(笑)、今回の座組は石川さん演じる蝶子さんが魅力的なので、その石川さんのエネルギーに惹かれて、みんなのやる気も目の輝きも日々、見違えるようにどんどんよくなっているんです。チームとして「石川さゆりの蝶子さん」に寄り添う。そんなプロジェクトになっている」。うれしいではありませんか! 

千穐楽まで進化し続ける「チーム蝶子」をどうぞ、お見逃しなく!


中日劇場「石川さゆり新春特別公演

2700回記念 MUSIC FAIR

2/9(金)フェスティバルホール(大阪)に於いて

「MUSIC FAIR2700回記念コンサート公開録画」に参加します。

観覧募集の詳細は、番組HPまで。  

柳吉&蝶子。新たな名コンビの誕生です。

「石川さゆり新春特別公演」の第一部『夫婦善哉』は言わずと知れた織田作之助
の名作です。ただいま中日劇場にて柳吉&蝶子に連日扮するは石川さゆり&西岡
德馬の新コンビ!
「蝶子さん」に寄せるさゆりさんの秘めたる心意気を聞いてきました。

「これまでも森繁久彌さん、淡島千景さんはじめ、いろいろな方がおやりになっ
てきたこの作品を「石川さゆり」が演じるのならば。シーンの中で「歌」が聞こ
えてくる、音楽性を感じられる。そんな舞台にしたい、という思いがあります。
ひとつの歌が聞こえてくることで皆が共有できる思いみたいなものが空間に広が
ります。何の説明をしなくても時空や空間をポンと超えて、当時の時代背景や人
の気持ちがクローズアップされる。そんな舞台を演れたらいいですね。主人公の
蝶子は一生懸命、本気で生きています。私はそんな女性が好きです。

一生懸命ゆえの可笑しさもあって。たとえ間違いがおきたとしても、何だか可笑
しかったり、健気だったり。健気さを自分でわかって健気を演じているような人
は愛おしくもなんともないですから、やはり何事にも本気で向き合っている蝶子
を本気で演じたい。そう思います。

柳吉役の西岡德馬さんはシリアスな部分の中にも軽やかさを感じさせる方。
前回もご一緒していますが、今回はどんな風に石川演じる蝶子と交ざり合えるのか。
千穐楽まで日々、進化させながら、共に楽しみながら、舞台をつくってまいります」

中日劇場で1月24日(水)まで熱演中!
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中日劇場 新春特別公演 開幕しました。

0104a.jpg澄んだ空気の正月、名古屋。
長期公演は初の登場となるここは中日劇場。
目出度く初日を迎えました。

昨年末から稽古に入った「夫婦善哉」、さゆり
さんを中心に和気あいあいとした座組で、笑い
あり、涙あり、最後はホッコリした気持ちでご
覧頂けると思います。

中盤は貸切公演ばかりとなり、ご迷惑をお掛け
致しますが、千穐楽の1月24日まで、元気に
行っております。
どうぞ、初春の中日劇場まで、お足をお運び下
さい。きっと、幸せな気持ちになりますから。
初日開演前の貴重なショット。
夫婦善哉 千客万来!

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2018年、1月3日。本日発売! 『夫婦人情』

夫婦人情ジャケット250.jpg新年あけましておめでとうございます。

今年もどうぞ、ご贔屓に! 変わらぬご声援のほど、何卒よろしくお願い致します。
 

 さて、本日は2018年の初売りとなります、『夫婦人情』の発日! 明日、4日に初日を迎えます、石川さゆり新春特別公演(中日劇場)『夫婦善哉』の劇中歌です。 明るく軽快な、浪花の夫婦演歌の決定盤ともいえる、しっとりとした仕上がりをお楽しみください。(作詞: 喜多條 忠 / 作曲: 岡 千秋 / 編曲: 南郷達也)

C/W 『こゝろ花』もまた、舞台に因んだ一曲です。2018年1月10日~新国立劇場にてシス・カンパニー公演『近松心中物語』(堤真一、宮沢りえ共演)のイメージソングとして新たに書き下ろされました。(作詞 :大嶽香子 / 作・編曲: 岩代太郎)

「歌は舞台という空間をひょいっと超えて、見る人の気持ちをどこまでも遠くに連れて行ってくれます」。

歌い手であるさゆりさんが歌芝居に挑戦するのはそんな歌のチカラを信じているからだそう。劇場でもそんなさゆりさんの歌心を存分に感じていただけましたら幸いです。

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