バーニャカウダーって?

みなさんバーニャカウダーってご存知ですか? 我が家では冬から春にかけて、フォンデュとならんで良く食べる料理です。まあ料理といってもバーニャカウダーというソースを温めて、スティックにしたスナック豌豆、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツ、カブetc.お好みの野菜につけて頂くものです。とっても美味しくて、野菜もたくさん頂けるのです。

バーニャカウダーはアンチョビ、にんにく、オリーブオイルなどをややペースト状にしたもので、ビン詰を買ってくるので、これを温めるだけですから胸を張るほどのものではありません。近々ソースから作るつもりですので、その時は自慢げに顛末を報告しますね。  

そもそもイギリスに留学していた娘が、お土産で持ち帰ったのが事の始まりで、以来、私はてっきりイギリスの料理だと思い込み、周囲の人にも「イギリス料理」のバーニャカウダーと説明してきたのです。

つい先日、何度教えてもカーニャパウダー?!としか覚えないスタッフとイタリアレストランに行きましたら、メニューにバーニャカウダーがあるではありませんか。「?」の私は早速お店の人に「これはイギリス料理なのに、イタリアンのお店にあるのね?」と自信満々聞いたのでした。

お店の人は直接否定せず、「ピエモンテ地方の料理です」と答えました。ピエモンテ? イギリスにそんな地方があったかしら・・・。「イタリアの料理です」と念を押すお店。アレレ?イギリスじゃなかったんだと、素早く学習する私です。(恥)

このあたりの理解の早さは、流石に私なのです。(笑)

 

英語にしてはちょっと言葉の響きがおかしいとは思っていたし・・・。というわけでイタリアの料理をイタリアンのお店で初めて食べたのでした。もちろん美味しくて、カーニャパウダーのスタッフは、なにも気付かずに喜んで食べておりました。

長ぁ~い前置きになりましたが、「汝過ちを革むるに憚ることなかれ」です。無知や誤解をそのままにする私ではありません。さらに理解を深めるために、本格的バーニャカウダーを作ろうと決意したのでした。きっとオリジナリティーあふれるバーニャカウダーを。

石川さゆり

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