4月14日におきた熊本地震を毎日心配し過ごしていました。
コンサート会場でも京都、大阪とお越し下さいましたお客様に義援金箱を置かせて頂き募金を協力頂きました。
本日、熊本へ帰郷してきました。
いつもは、市内に入ると熊本のシンボルでもあります熊本城が大通りのつきあたりに美しく見えるのですがお城の美しい武者返しも崩れ落ち、長くつづく塀もお城側に倒れていました。
市内の大通りを一筋入るとニュースで見た赤い点検の紙が貼られた家、屋根にブルーシートを掛けてある家がありました。
私の叔父の家も箪笥や食器棚が倒れたりたいへんだったようです。壁の亀裂、瓦屋根が落ちたりと大変な地震だったと話してくれました。避難所へも行ったようですが大勢の皆さんでいっぱいで、夜年寄りの方々はトイレが混んで家が潰れてもいいから家にいると帰宅して行く方たちもいたそうです。
熊本の皆さん震度7の揺れなど経験のない、音を立てて恐ろしい地震だったと話して下さいました。
私の通った飽田東小学校へも行ってきましたが元気な子供たちにホッとしました。在校生の子供たちと校歌を歌いました。随分40数年もたったのに校歌って覚えているのに自分でもちょっと、嬉しく驚きでした。
グランドが液状化現象が起きたようですが皆で砂を入れ今週末29日には運動会が行われるそうです。お天気になり楽しい運動会になりますように…。
その後、県庁へ伺い皆さんからお預かりした義援金を知事にお渡ししました。
熊本の方々が大勢の皆さんが「支援に来て下さってありがたかった。」とおっしゃいます。でも、まだまだ、益城町、阿蘇、どちらも皆さん平穏な日常には時間がかかるようです。
東日本の皆さんもそうですが復興には皆の長い協力が必要です。
私も、自分に出来ることを考え熊本の穏やかな毎日が戻りますよう応援させて頂きます。
どうぞ、皆さんもご協力よろしくお願い致します。
取り急ぎ熊本より戻りご報告の日記です。
石川さゆり