黒子です。
5月25日、早朝東京を出発し、熊本に着く
やまもなく、小雨残る空港を出発した一行。
さゆりさんの生まれ故郷に到着する頃には、
晴天の金峰山に出迎えてもらいました。
先月の熊本地震から、ようやく、伺うことが
できたのです。
空港からの車中、いたるところで瓦が落ち、
屋根にブルーシートを掛けた家々。
一ヶ月以上経った今でも、皆さまのご苦労が目に見える光景でした。
第一の地震があった時、さゆりさんはスタジオワーク中でした。
第二の本震があった日は、ツアーのゲネプロ日でした。
因果な仕事とは云え、故郷熊本で起こった災害のニュースに、心を痛めていたのは
想像に容易いことです。
本震の二日後、今年のツアーが始まりました。
五年前の東北の時もそうでしたが、「今、やれる事をやろう!」と、
義援金のお願いを行わせて頂きました。
本日、皆さまのお気持ちとお力を熊本にお届けさせて頂きました。
県庁に伺い、蒲島熊本県知事にお会いし、
届けさせて頂きました。
ご報告遅くなりましたが、ご協力頂きました
皆々様、本当に有難うございました。
さゆりさんから知事へ、
「これから、どうご協力すれば良いですか?一緒に考えて下さい!」
・・・やる気です。
とりあえず、スケジュールのことは考えないようにしていた黒子’sでした。
県庁に向う前、さゆりさんの母校にも立ち寄らせて頂きました。
ニュースで、先日まで避難所となっていたこと、
液状化現象がでてしまったこと。色々伺っておりましたが、元気なお子さん達に迎えて頂きました。
校長先生から「皆さんの先輩」とご紹介頂き、
返礼として467名の全校生徒の皆さんとさゆりさんによる校歌斉唱。
見ていた黒子’sはグッっとこみ上げるものをこらえておりました。
今度の日曜日には、運動会が開かれるそうです。
常である日々の暮らしを、いち早く取り戻せますように。
子供達の純粋無垢な笑顔に、今回もまた逆に元気を頂いたようです。
直前にも関わらず、受け入れ下さった関係皆様、本当に有難うございました。
これから梅雨入りです。暑かぁです。
ご体調にはくれぐれも用心なさって下さい。
熊本城も拝見しました。
地元の方が、「涙が流れます」とおっしゃっていました。
戻すまでに20年掛かるとも伺いました。
さゆりさん筆頭に、黒子’sも今日が始まりです。
一日でも早い、平穏な日々が戻る事を切に願っております。
子供さんたちの笑顔に触れられて、逆に元気を頂戴した、そんな一日です。