水俣へ

1978年
胎児性水俣病患者の皆さんが丁度成人を迎えられ、
ご自身たちの成人の証に、石川さゆりコンサートを
企画・運営されたと、以前より、さゆりさんから伺
っておりました。

それから何年も経ち、それぞれが明日へ向い、現在
の生活を精一杯行っていた中、当時の記録映画が上
映されると、さゆりさん一人で、フラリと水俣へ行
かれたこともあるそうです。

事務所に突然頂いた、お電話から再び動きました。
今から3年ほど前でしょうか。
当時「若い患者の会」の皆さんが還暦を迎えられる
2017年、もう一度石川さゆりコンサートを水俣
で開催したいと。

2015年9月、博多座公演中のさゆりさんに会い
に来て下さいました。
会の名称も「若かった患者の会」として、コンサー
ト実現へ向け、一所懸命に頑張ってますと。

今週、2月11日、さゆりさんは再び水俣の舞台に
立ちます。
昼は早々に完売、夜の部もあと数席と数日前に伺い
ました。
皆さんが準備してくれた満席の水俣市文化会館です。

コンサート当日まで3日と数時間。
皆さんの今までの頑張りに、きっと、さゆりさんが
最高のステージで応えてくれます。
そして、我々黒子たちも、気を引き締めて伺わせて
頂きます。
皆が最高の笑顔でお会いできますように。

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