冷えた強い風に、時おり粉雪舞う水俣。
早朝、会場に向うと、既に大勢のボランティアスタッフの皆さんが
準備に追われていました。
「若い患者の会」の皆さんも、「若かった患者の会」と名称を変更され、
ポスターを張り、チラシを配り、宣伝をして下さった39年ぶりとなる
「石川さゆりコンサート」。
この日の成功を迎えるために、8名の実行委員の皆さんを中心に、
実現へ向け、頑張ってこられた皆さんです。
コンサート本番直前、実行委員会の皆さんが登壇され、ご挨拶、そして
皆さんが作られた歌を発表されていた際、舞台袖からそっと見守ってい
た、さゆりさんの目にも熱いものがこぼれていました。
2月11日の水俣市文化会館には、昼・夜共完売となる、計2000名
のお客様が集結。
皆さんの熱い想いがつまった会場。それに応え熱唱するさゆりさんに、
歓声と笑顔と、ちょっぴり涙も入り交じった忘れられない時間となりま
した。
関係みなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
また、元気にお会い出来ますよう。
さゆりさんの到着時には、皆さんでお出迎えをして頂きました。