4月6日(木)の福岡を起点に、いよいよツアー開始です。
大阪⇒京都⇒名古屋⇒新潟⇒広島⇒岡山⇒相模大野⇒神戸⇒水戸⇒仙台⇒浜松……と 西から東へ東から西へ、さゆりさん率いるツアーメンバーは日本列島を行脚します。
その移動距離を考えただけでも、つくづく、「さゆりさんってタフだなあ」と感心しませんか? 忙中閑あり、ではありませんが、せめてもの束の間、ツアーの合間の息抜きはどんなことをされているのかしら? ツアー中に訪れるそれぞれの土地で、再訪を楽しみにされている行きつけのお店などはあるのかしら? と、つい、あれこれ邪推を……。
ところが実際、昼と夜のステージを一日で行うスケジュールでは、移動中に新幹線や飛行機の車窓から季節が変わっていくことを楽しむこと以外で、たとえばおいしいものを食べに行ったり、ゆっくり観光したりという時間は現実的にほとんど持てないのが現実なのだそう。
さゆりさんにとってツアーで地方をめぐる醍醐味といえば、やはりそれは、お客様から頂戴する「リアルな反響」にほかならないと言います。
「その土地、その土地のお国柄と言いましょうか、県民柄と言いましょうか。拍手ひとつ、手拍子ひとつ、掛け声ひとつとっても地域によって全然違うんです。あらかじめ、何かを準備するのではなく、そこで起きたことに反応していきたい。だから、同じ曲でもその都度、やっぱり変わるんです。
その感受性を大事にしながら、毎回違うステージをお客様と一緒に創っていきたいですね」とさゆりさん。なるほど。これこそ、ステージが生き物と呼ばれる所以ですね。
45周年記念ツアーにお越し下さる皆様、惜しみないご声援をどうぞよろしくお願い致します! 一緒に、存分に、楽しみましょう!