東北へ思いを寄せて

今日は仙台で公演でした。

喉のコンディションをファンクラブの皆さんがとても心配して、いつもコンサートの後、駅のホームまで来てくださいます。ありがとうございます。

おかげ様でほぼコンディションも復活です。(^_-)-☆

今月は、来月リリースされるXーCrossⅢーのレコーディングもあり、コンサートも連続で、喉の復活に少し苦戦でした。でも少しいつもと違うハスキーボイスに、この声でアルバムに収めたいと思った楽曲ができたり(これって歌い手の声探しの性でしょうか (^-^) )、ちょっと嬉しかったり・・・。どの楽曲かクロスがリリースされたら聴いてくださいませ。

仙台のステージは嬉しい事がありました。

宮城県東松島の大曲浜の皆さんが、私が仙台まで来るのなら、「みんなで復活した浜の祭りをやりに行きます」と言い来てくださいました。本当に嬉しかったです。

もう浜の周辺には家も建てられなくなり、山側に引っ越し、それぞれに頑張って暮らしていらっしゃるようです。

災害の後に生まれた子供たちも可愛い法被姿で参加してくれました。この子たちが幸せに成長して行けるよう、見守って行きたいと思いました。

浜甚句を私や若者たちに教えて下さった長老たちも80を越えられました。どうぞ元気に良い歳を重ねて下さいね。

泥まみれになった獅子頭を、みんなできれいにして干して、「もいいちど祭りがやりてぇなぁ」と言っていたあの日を思い、涙が出ました。これから、もあの時に作った「浜唄」を歌いながら、東北の皆さんの事を思い続けて行きたいと思います。

今日は嬉しい再会をありがとうございました。
今日も歌ってきた45周年の出会いに感謝です。

石川さゆり

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