吉田和生さんをお訪ねしました

連日の大勢のお客様に舞台の皆も元気いっぱいです。年末の稽古から始まり、日を重ねるごとにチームワークもでき、毎日公演が嬉しく進化しています。

今日は1回公演でしたので、文楽劇場をお訪ねしました。

大晦日の紅白歌合戦の際、「天城越え」の世界を邦楽と文楽人形にもご一緒して頂きましたが、その時の人形は吉田文雀さんの一番のお弟子さん、吉田和生さんでした。

このお正月の文楽劇場もご出演でしたので、お礼ご挨拶に伺いました。その時の かしら を改めて拝見しました。和生さんが、ふっと かしら を動かされると得も言われぬ表情で語りかけてくるようです。

紅白の時に動かして頂いたお人形は、昭和天皇が文楽をご覧になった時に作られた大切なお人形です。髪の結い方は天城越えをイメージして、文楽の床山さんが結い上げて下さったそうです。本当に感謝です。ありがとうございました。

日本の美しい文化を、これからも学びながら日本の歌を探してみたいと思いました。

拝見したのは「染模様妹背門松」でしたが、文楽も義太夫も日本ならではの芸能ですね。石川も励みます。

石川さゆり

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