忘れてはならないこと

3月12日になりました。

昨日は一日中テレビも、どの報道を見てもあれから3年が経ちましたと、東北の皆さんの大変な歳月、今日を伝えていました。あらためて、皆さんの悲しみ、怒り、苛立ちをおもいます。

こんな事を書くのはどうかという人もいるかもしれません。でも災害の被害を受けた皆さんも今という時間をこのように過ごさなければならない悔しさを心と体に感じてお過ごしになった日々だと思います。皆さんの、がんばってくださいの声も応援も感謝なさっているとはいえ、ご自分たちで築いた暮らしと幸せな日々が、地震、津波そして原発事故でなくなってしまったのです。

瓦礫の撤去は終わりきれいになりました。と中継をしていましたが皆さんの生活と思いでで、瓦礫という言葉も悲しく聞こえます。

「さゆり さん、全部すっかり撤去されて、道もなくなったら自分の家だった所もわからなくなってしまったよ」と先日話しをうかがいました。

3月11日だけではなく、考えたいと思います。

皆さんの平穏な日が早く取り戻せますよう、皆で心、知恵をそれぞれの持てる力を重ね二度と悲しみを繰り返さぬよう過ごして行きたいと思う今日です。

寒い日がまだまだつづきます。東北の皆さんも お身体気をつけてお過ごし下さい。健やかな日を祈っています。お元気で・・・。

石川さゆり

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