新曲『桜夜』
『いいメロディーが天から降ってきた。あなたに歌って欲しい。
』と今年3月に闘病中の三木たかし先生からメールを受け取りました。
間もなくデモテープが届き、三木先生がギターを爪弾いて奏でたメロディーを聴いた時、
「もう、涙が出て、止まりませんでした。
病気と必死で闘われていた先生の魂の嘆きが込められた音を聴き、
どうしようもない思いに駆られました。
」
作詞をさだまさしさんに依頼することを先生に告げると
「とっても嬉しい。これで安心して治療に専念できる。
」と先生からのメールが届きました。
しかし、今年5月、
この楽曲の完成を前に三木先生は旅立たれました。
さゆりさんはレコーディングが終わった足で三木先生のお宅に向かいました。
「先生に、真っ先に聴いていただきたかったんです。
」
歌は、作詞・作曲の先生からのラブレター。
この曲は三木先生からの最後のラブレターなんです。
先生は常々
『歌は限りなく探してゆくものなんだよ。
心が震えるような歌を歌って』
とおっしゃっていました。この言葉を胸に、
これからも『桜夜』を大切に大切に歌い続けて行きたいと思います。