大阪入りから早9日。新歌舞伎座公演の初日から5日目を終了しました。
稽古開始の5月中旬からここまで、色々な事が起こり過ぎていたものの、
ニュース欄をサボりきっていた黒子です。
2年前の10月、満員御礼となった音楽会以来の上六。
いやぁ〜久しぶりです。
楽屋受付の顔は怖いが、心は優しい(多分・・・)おっちゃんとの再会も果たし、
先ずは、ちょっとずつ、導線と劇場の雰囲気を取り戻す作業から。
はい。完璧に忘れとる・・・。
劇場の外に一歩出てみると・・・お店も増えて、あら、生活しやすいじゃぁないの!
勢い余って買い込む黒子・・・。
翌日、楽屋に持ち込むも、誰も手を出さないスナック菓子の山。
はい。責任もって食します・・・。
そんな中、ゲネプロをこなし、初日を迎え、そして5日目終了。
再演組は7名ですが、明るく、楽しく、元気よく、今回も素晴らしい座組。
東京公演とはひと味違った芝浜も、 終演時に涙を拭う男性のお客様と、
笑顔が絶えない女性のお客様が印象的なのは場所を選ばず。
この対比はなんなんだ?東京公演から思っていた事なんですけど・・・。
そして、圧巻のオンステージでは早替え、早替え、早替えの連続。
しかもドレスで。・・・カッコいい〜っす、さゆりさん。
これだけでも必見です!
そう云えば・・・
今回の大阪公演、制作プロデューサーと舞台監督はそれぞれ二人体制。
どちらのセクションも一人は女性なんですが・・・
東京稽古では足となりパシらされ、更に人のネクタイ柄をイジり倒すこの二人。
更に石川座組では馴染みの役者さん・裏方さんの姐さん方からも二人に連動したイジり。
ここで、芝居終演後のお客様の表情の対比が妙にフラッシュバックしてしまった黒子が
約1名。
やっぱり、女子は強い?
そんな事を強面のおっちゃんと朝一に会話し、大阪での一日がスタートするのでした。
ここで一つ、四方山話。
劇中登場する42両。
ビックリざんす。本当に42枚あるざんす。
しかも重さも合わせているざんす。
終演直後、舞台監督さんが数えている現場を目撃。
東京から合わせて、33公演目にして
初めて気づいた新事実。
日々新鮮な大阪上六。
新歌舞伎座での公演は
26日まで行っています。