都内のスタジオにて。4月からはじまる45周年記念ツアーコンサートのリハーサルが行われました。残念ながら、いまはまだ、セットリストをオープンにすることができませんが、お馴染みの名曲に交じって、思わず、「えっ?」と声がでる、心憎い演出が満載なんです!
ステージでの歌いまわしの演出、着物とドレスの着替えを考慮に入れたステージ展開、MCと歌のつなぎ、コーラスの尺合わせ……リハーサルでは確認すべきことが、てんこ盛りです。
気心のしれた、いつもの音楽仲間にキビキビと指示出しをするさゆりさん。
演出家のG2さんと話し込むさゆりさん。
調子を取り損ねて「ごめんなさ~い!もう一回!」とはにかみスマイルのさゆりさん。
大忙しのさゆりさん、一体、今日はひとり何役をこなされているのでしょうか???
あ・うんの呼吸でズムーズに音合わせが終わる曲があるかと思えば、つどつど入念にアレンジチェックをしている曲もあり。聞けば、
「45年も歌っていると、やはりヒットに恵まれなかった曲もあって……。当時は日陰に甘んじていたあの曲やあの曲を、いまの私ならこんな風に歌えるかもしれない。いまの私はこんなふうに歌いたい。そんな思いから、今回の記念コンサートでは新規アレンジでお届けしたいと思っているんです」とのこと。
何とうれしいチャレンジではありませんか!
ファンの立場から言わせていただくなら、ファンにだって「私だけの、密やかな、隠れた名曲」はあるのではないでしょうか。津軽海峡・冬景色や天城越えのようなメガヒットならずとも、ついつい口づさんでしまうような。なぜか思い入れの深い一曲というべき曲が誰しもあるはず。もしも、その曲をコンサート会場で、今年の気分のアレンジで聞けたなら、これぞ、ファン冥利に尽きるというもの。
昼にスタジオ入りしたさゆりさんが「おつかれさま~!」と終了を告げた時刻は、すでに21時を回っていました。皆さん、お疲れさまでした。会場でお会いしましょう♪