なぜ、帯紐は斜め掛けなのか?#さゆりこぼれ話 #3

 ファンの皆様、ツアー連日、大きな拍手と温かい声援をありがとうございます。 会場を行きかう、赤い法被の鮮やかなこと! 胸に輝く「さ金ちゃん」そして、さゆり流”斜め掛けの帯紐”をデザインした45周年記念のオリジナル法被。人気です!

  さゆりさんの衣装替えをツアーの楽しみにされている方も多いのではないですか。『ウイスキーが、お好きでしょ?』をはじめ、ステージでのドレス姿が定着している曲もたくさんありますよね。 120曲目のシングル、『百年の抱擁』は着物? ドレス? どっちでしょうか。そんなことを想像するだけでワクワクします。PVでは妖艶な着物姿を披露していますが、曲の雰囲気にはドレス姿もバッチリのはず。もちろん、着物だろうが、ドレスだろうが、どんな曲を歌っても完璧なエンターテインメントにしてしまうのがさゆりさんのすごいところ。

 帯締め斜め1.jpgところで、さゆりさんの斜め掛けの帯紐。ファンの方ならおなじみのトレードマークですが、どうしていつも斜めなの? と思ったことはありませんか。 「なっちゃいない! と怒る方もいるんですよ」と笑ったきり、さゆりさんは「斜め」の真意をなかなか教えてくれません。そのため推測の域を出ませんで、恐縮ですが。

 思うに、あの斜め掛けの帯紐って「表現者としての心意気」の象徴なんじゃないでしょうか。以前、さゆりさんがこんなことを言っていましたっけ。

「何でもありなしの崩しは嫌いなんです。やはり、しっかりとした基本は必要。でも、その上での揺れがあると、表現者としての私が、飛ぶことができるんです」  

 表現者としての揺れ。揺れとは「遊び心」と言い換えてもいいかもしれません。  斜め掛けの帯紐の謎。果たして、ファンの皆さまは、どんなふうに読み解きますか?

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