『X-Cross』シリーズではコラボレーションアーティストだけでなく、毎回ジャケットを手掛けるアーティストも注目されてきました。
荒木飛呂彦さん、天野喜孝さん、と続き、今度は一体誰だろう?と考えるだけでワクワクしませんか?
『X-CrossⅢ-』本作を手掛けたのは、エル・ボッチョさん。
えっ? 誰?との声が聞こえてきそうですが、実はエル・ボッチョさん、ベルリンでは「最も有名なストリートアーティスト」と称賛されている方なのです。『フランクフルター・アルマゲイネ』紙など国際的な新聞をはじめ、書籍・雑誌といった出版物ではイラストレーターとしても活躍するストリートアーティスト。最近ではスイスのコスメブランド「ヴァルモン」の銀座ブティックに彼の作品が取り上げられ、話題になりました。
さゆりさんのアンテナにエル・ボッチョさんがヒットしたのは一体どんなきっかけがあったのか。
訊ねてみると、「share spirit」という何やら意味深なキーワードが飛び出しました。聞けば、代官山の人気ショップとのこと。
そのお店のデザイナー兼オーナーは、さゆりさんがその昔、愛用していたGRACEというファッションブランドのデザイナーだったらしいのです。
その方を介してエル・ボッチョさんと知り合い、意気投合。すぐに「この人と何か一緒にやってみたい」と思い、『X-CrossⅢ-』のジャケット依頼につながったと言います。
代官山のショップそばにエル・ボッチョさんの壁画があるのですが、不思議なことに、そこに描かれている女性が何となく、さゆりさんに似ているんですよ。
全く関係ない女性らしいですが、まさに縁は異なもの。
share spiritではないですが、「スピリット」で通じ合う者は、いつか出会う運命にあるようです。
7月19日リリース 「X-CrossⅢ-」