*石川さゆり『感謝の集い』後記

 5月末日。これまでの温かいご支援への感謝をこめ、心ばかりの『感謝の集い』を開催致しました。

「昨年、石川さゆり歌手デビュー45年を記念して精力的に活動できましたこと。節目の年に皆様と一緒にクリエーションし、充実した日々を過ごせましたこと。そしてその活動に対して芸術選奨というご褒美を頂戴しましたこと。46年目のスタートを無事迎えられましたこと……。言い尽くせない感謝の気持ちを、改めて関係者の方々へお伝えしたい」

そんなさゆりさんの思いから催されたパーティでした。

 生憎の雨模様にもかかわらず、たくさんの方々にお越しいただきました。

 皆様、誠にありがとうございました。

 この日、さゆりさんは感謝の気持ちを都都逸に託して披露。

作曲家 弦 哲也先生、作詞家 なかにし礼先生はこれまでを振り返り、決して順風満帆の時期ばかりではなく、スランプの時期もあったことに触れ、「そんな時こそ、学びの時」と精進に励む、さゆりさんのたゆまぬ努力を讃えながら、やはりそれでも歌手石川さゆりを支えたのは「作品のチカラ」だったと、故・阿久悠先生、三木たかし先生、吉岡治先生に黙祷を捧げるひとときも。会場では和の心を基に ジャンルを超えて歌の可能性を広げたいと取り組んできたさゆりさんの姿勢や「45周年記念リサイタル」での精力的な活動をオムニバスにまとめたビデオの上映を致しました。来し方を振り返りつつも、『百年の抱擁』には「50周年、60周年と言わず、100周年への思いを込めた」と語る、なかにし礼先生。

 46年目がスタートしたばかりですが、「あと55年は頑張って!」の一言に、会場は思わず、笑いに包まれました。さらに『X-CrossⅢ-』でコラボした音楽仲間たちがビデオレターで登場!というサプライズもあり、まさに新旧交ざり合う、クロスオーバーな時間となりました。それにしても、55年後のさゆりさんは一体どんな歌を歌っているのでしょうか。

 もはや人生100年時代といわれていますからね。さゆりさんの進化を見届けたいものです。スタッフ一同、頑張って長生きします!

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