みなさまのご声援に支えられて駆け抜けて参りました、石川さゆりの2018年音楽活動も早いもので、一年の半ばを過ぎました。後半戦も元気に駆け抜けます!
何十回、何百回、いえいえ、何千回と歌い親しんできた数々の名曲がアレンジひとつで新しい表情に生まれ変わる。毎ステージ、そんな変化をお届けできたらと思っております。
歌い方ひとつで曲が新たな表情を放つように、音の鳴り方ひとつで、ステージの世界観はガラリと変わるもの。言うまでもありませんが日々、こうした新たな変化を楽しみ、楽曲にさらなる奥行きを与えてくれているのが、さゆりさんが愛してやまない音楽仲間たちです。
﨑久保さんのピアノ、千代さんのギター、えがわさんのベース、中村さんのドラムス、
上里さんのリード、雨宮さんのヴァイオリン、渡邉さんのチェロ……。
彼らが奏でる「音」が、毎回どんなアレンジで、どんな具合に響き合っているのか。
そんなことを意識して耳を澄ますことも、ライブならではの楽しみではないでしょうか。
話は遡ること、博多座でのオンステージ。皆様からのリクエストに即興でお応えする「歌のツーリスト」なる企画を致しました。その際、彼ら音楽仲間たちは、どんなリクエストにも瞬時に応えられるように、全ての曲に万全の準備をしてくださいました。
いかなるときもプロフェッショナルでストイックな姿勢。素敵な仲間たちのおかげで、さらに磨きがかかった楽曲も数知れず。興味深いのはキャストそれぞれにやはり「腕が鳴る楽曲」というものがあるらしいこと。リクエストが少なくて、なかなか演奏の機会に恵まれず、人知れず残念な思いを噛みしめる日があれば、一期一会のその日の気分を存分に楽しむ日もあったといいます。ひとりひとりの秘めたる〝十八番”を想像しながらステージを堪能するのもこれまた一興。石川さゆりの名曲を支えている素晴らしい音楽仲間たち。
彼らの「音」の個性を知れば、ステージがもっと楽しくなること請け合いです!