深川江戸資料館にて開催されたファンミーティング(以下、ファンミ)が開催された当日、2019年9月11日は125曲目のシングル『河童』の発売日でした。さゆりさんの生歌ライブはもちろん、長尺フルバージョンのPVも初披露され、ファンは大盛り上がり。さらに会場では「この曲がたくさんの人に愛されるように」とテイチク(所属レコード会社)の担当プロデューサーによる歌唱指導が行われました。要は『河童』をカラオケでカッコよく唄うための極意とワンポイントアドバイスです。実は、これが好評でして。
ファンミだけの共有事項にしておくのはもったいないと、お声掛けいただきましたので、この場でシェア致します!
すでにご存知のように『河童』は『喝采』『東京砂漠』など独自の世界観を得意とする、吉田旺さんが歌詞を書いてくださいました。P曰く、「『河童』は歌詞がしっとりしすぎないよう杉本眞人さんが〝バチコーン!”と絶妙な音で応えた曲です」。
「歌詞に描かれるセンチメンタルな寂しさに、凛々しい姿勢で臨む女性が肝なので、カラオケで歌う時は、照れたらダメです!」と、熱い講釈がはじまりました。
「空に妾(あたし)を抱き上げて」と乙女チックな感じの出だしでスタートしたら、
「かれこれ一年 夫婦(ふたり)して」はカッコよく!ここで「照れ」とか「恥」とか捨てましょう。
「河童と言う名の居酒屋を」 このフレーズに登場する「河童」はインパクトもたせて。品がないくらいでちょうどいいですよ!
続く「あんた ひどいよ」は思い切りセンチメンタルに心を込めて! 間奏はさんだ後、休符は「ぐっ」としっかり止めて!
「逝くなんて」のキメ台詞は、ここぞというほど心情込めて 歌って下さい!歌いやすいかどうかはみなさんがご自身で唄って決めて欲しい」と力説し、テイチクPはステージを後にしましたが、なんだかしみじみと「歌は育っていくもの」というさゆりさんの言葉と重なります。みなさんおひとりおひとりの中で、歌いながら育てあげて欲しいものです。たくさんの人から愛されるヒット曲になりますように。応援よろしくお願いします。
どうです? 今晩あたり、居酒屋『河童』でカラオケ大会してみませんか。