来る10月5日(土)6日(日)、京都四条 南座にて開催致しました「石川さゆり 日本の音楽・芸能を歌い語る」、たくさんのお客様にお越しいただき、無事昼夜4回公演を終えることができました。誠にありがとうございました。
鴨川沿いに鎮座する伝統ある京都のシンボル・南座、10年ぶり、そしてお色直し後の初登場ということもあり、「場にふさわしい、何か特別なことを」というさゆりさんの企みではじまった今回の南座スペシャル。
幕開けの女流義太夫から、衣裳も早替わりでのソーラン節で一気に会場のボルテージが上がったかと思いきや、小唄、端唄、童謡唱歌と「ちょいと小粋な世界観」の展開へ。
邦楽パーカッションに西川啓光さん、尺八に田野村聡さん、義太夫三味線・長唄三味線に鶴澤寛也さんと第1部では邦楽仲間を迎え、日本の芸能音楽を堪能いただきました。
続く第2部ではいつもの音楽仲間とお馴染みのナンバーを南座スペシャルにアレンジ。花道に桟敷席。南座ならではの場の空気感もあってか、お客様の声援にも力が入ります。若い世代や海外からのお客様も目立ちました。中には4公演ともコンプリートというファンクラブの有志の姿も!母娘二人組でいらした地元の方も多かったようです。「母に連れられてきました」という娘さんがいれば、「母に一度さゆりさんの素晴しさを知って欲しくて。めったにできない親孝行です」という娘さんもいたりして。親子二代、こうしてさゆりファンが世襲されていくのだな、と微笑ましい光景でした。
11月19日は滋賀県ひこね文化プラザ、11月29日は埼玉県ウエスタ川越、12月9日はこけら公演となる熊本県熊本城ホールへと。まだまだ駆け抜けます。12月はクリスマスディナーショーも控えております。皆様、ご予定お繰り合せの上、ぜひお運びください。
(2日限りのセットリスト)@南座スペシャル
第1部
女流義太夫~石川さゆり誕生奇譚47周年Ver.~
ソーラン節
ヤットン節
奴さん
さのさ
砂山
里の秋
村祭
京の覚え唄
男の祭り酒
河童
(休憩)
第2部
浜唄
波止場しぐれ
居酒屋「花いちもんめ」
能登半島
暗夜の心中立て
転がる石
酒供養~縁歌Ver.~
恋しゅうて
津軽海峡・冬景色
天城越え
春夏秋冬(アンコール)